家族や職場に内緒で手続きできるの?
債務整理をすると家族や友人、職場にバレてしまうと不安になっている人も多いでしょう。
バレてしまうと「この人はお金の管理ができない人」とみなされてしまい、信用性を失ってしまいます。職場でも信用されず、仕事にも支障をきたしてしまうかもしれません。
債務整理は果たして家族や職場に内緒でできるものなのでしょうか。
●基本的にバレることはない
債務整理は基本的に家族や職場にバレることはありません。
借金の滞りで家や職場に催促の電話がくるケースがありますが、債務整理を行えばそこからピタッと連絡がなくなります。逆に債務整理を行ったおかげで家族や職場に延滞していることをバレずに済んだという人もいるのです。
弁護士や司法書士に依頼する時もできるだけ職場や家族にバレないようにしたいという旨を伝えれば上手くやってくれるでしょう。また、自己破産や特定調停の場合は裁判所を利用するので裁判所から郵便物が届く可能性があります。
その際は個人名で郵送してもらえるように頼むとよいでしょう。
自己破産をすると国から発行されている「官報」に名前と住所が記載されるので官報をチェックしている人がいたらバレるかもしれません。
しかし、実際に官報を読んでいる人は少ないので安心してください。
●家族の協力を得た方がよい
「できるだけ家族に内緒で債務整理をしたい」という人が多いですが、家族の協力を得た方がスムーズに手続きが進められます。
実際に家族に内緒にしたせいで後で発覚し、トラブルになった人も少なくないです。
生活を立て直すために行う債務整理なので家族と話し合ってからすることをオススメします。
本当に再スタートを切るためにも家族に打ち明けてみてはいかがでしょうか。
後で債務整理をしたことが発覚し、トラブルにならないためにも事前に打ち明け、家族で協力した方が安心できます。債務整理は細心の注意を払えば家族・職場に内緒で手続きはできます。
しかし、家族に内緒にしていたせいでトラブルになったケースがあることを忘れてはいけません。家族に話した方がよいのか、それとも話さないまま債務整理をするのか人によって選択肢はさまざまです。
自分にとってどの方法がよいのかしっかり考え、後悔のないように手続きを進めてくださいね。