債務整理に必要なものは？
払えなくなった借金の整理ができる「債務整理」。
弁護士・司法書士事務所に依頼する人がほとんどですが、債務整理に必要なものはどのようなものになるのでしょうか。必要なものを事前にチェックし、いつでも手続きができるように用意しておきましょう。
債務整理で必要なものは以下の通りです。
●身分証明書や借入状況がわかるもの
債務処理に必要なものはたくさんあります。
必ず用意しなければならないのが「身分証明書」です。
免許証や保険証、住民票など現住所が記載されている身分証明書であれば何でも構いません。
必ず、現住所が記載されているかどうかチェックしてくださいね。
また、「借入状況がわかるもの」も欠かせません。
現在、お金を借りている金融会社の一覧表や借入時の契約書、お金を出し入れした明細書、クレジットカード・キャッシングカードなども用意してください。
いくらお金を借りて、残りの借金はいくらあるのか、毎月いくら返しているのか、いつから借りているのか、チェックするためには必要なものです。
複数の金融会社から借入れを行っている人は一覧表としてわかりやすく紙に記載するとよいでしょう。一覧表にしておけば弁護士・司法書士も判断しやすいです。
また、取引がわかる借用書や明細書、利用するために使うクレジットカード・キャッシングカードも必要なものに入ります。債務処理を依頼する際は「印鑑」も欠かせないものになるので、必ず用意しておきましょう。
●用意しなければならないケースもある
必ず用意しなければならないものは先ほど説明した通りですが、用意しなければならないものもあります。それは、収入証明書や預貯金通帳、資産関連のものです。
金融会社から多額のお金を借りる場合、収入証明書を提出しなければならないことがあります。
収入証明書となる源泉微収票・給与明細は用意しておいた方がよいでしょう。
また、貯金の有無が確認されるケースもあるため、預貯金通帳や資産関連も準備してください。
いざ必要な時にすぐ提出できるように念には念を、用意しておくことをオススメします。